長野県の百名山‟木曾駒ヶ岳”について
所在:長野県木曽郡上松町荻原
標高:木曾駒ヶ岳(西駒ヶ岳) 2956m
最寄駅:JR駒ヶ根駅
木曾駒ヶ岳は長野県にある中央アルプスの最高峰です。
日本アルプスのほとんどの山は標高が高く、相当な体力や登山技術が要求されます。一方で、木曾駒ヶ岳はロープウェイで2600m付近まで上がることができ、そこから300mほど登ると山頂に到着できるため、他のアルプスと比べ手軽に登ることができる山です。
また、木曾駒ヶ岳に登って高山病になりやすいかチェックしておくと、他のアルプスの山に行く際も登山の安全性を高めることもできます。
木曽駒岳は千畳敷カールの絶景や、鎖場のある宝剣岳など、短い登山で楽しめるポイントが満載です。
そのため、シーズン中の土日祝の登山客はかなりのもので、混雑を避けるための計画を綿密に立てることも重要なのかなと思います^^
登山ルート
総距離:4.7km
累積標高差:488m
登山時間:4時間51分(うち休憩1時間7分ほど)
消費カロリー:968kcal
登山日:2023年9月30日(日)
駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅をスタートし、木曽駒ヶ岳(西駒ヶ岳)を往復する3時間ほどのコースです。
登山レベルとしては、(広島の)白木山に登れる体力があれば十分だと思います。
ただ、自分の場合は、夜の車移動で体力がかなり落ちていて、千畳敷カールの急登が大分きつかったです^^;
遠方から遠征する場合は、ある程度避けらないことですが、体調を整えて登山に臨む大切さを実感しました。
午後7時に車で広島を出発し、駒ヶ根駅には午前4時ごろ到着しました。駒ヶ根駅からは午前5時発のバスに乗り、駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅に向かいます。
現在、尼子山トンネルの火災で山陽道の下り播磨JCT~赤穂IC間が通行止めとなっており、中国道へと迂回する必要があります。時間は+1時間余分にかかります。
駒ヶ根の傍には24時間営業の駐車場があり、朝4時30分からお昼12時ぐらいまで駐車して1100ぐらいでした。
朝5時にもかかわらず、多くの登山者が駒ヶ岳に向かうバス停にならんでいました^^;
駅に並んでいた人は、全員バスに乗車することができましたが、5つ目ぐらいのバス停で車内は満杯に。
菅の台バスセンターにも広い駐車場がありますが、バスが満杯のため菅の台バスセンターは通過しました。駒ヶ根駅からバスに乗って正解でした。
シーズン中の人気ぶり、凄いです^^
山頂はガスがかかっており、朝方はほぼ景色が見えませんでした。気温は12度ぐらいで風も強く、真冬並みの寒さに感じました。
木曾駒ヶ岳は、紅葉の関係から9月~10月がハイシーズンとなります。(お盆も激混みらしいです^^;)
“中央アルプス駒ヶ岳ロープウェイ“のウェブサイトによると、ハイシーズンの土日祝はロープウェイの待ち時間が「上り120分」「下り150分」となっています。
ですので、待ち時間についてはかなり警戒していましたが、今回朝一のロープウェイで上って、11時30分ぐらいのロープウェイで下ると、待ち時間はありませんでした^^早めに登って、早めに降りるのが良いようです。
活動内容
23年9月30日㈯にサークル活動として、木曾駒ヶ岳に登山に行ってきました。今回の参加者は4名でした。
アルプスには毎年行きたいな~と思っていたのですが、広島からだと相当遠く、気合も足らず、なんだかんだで見送っているうちに、5年ぶりのアルプス登山となっていまいました^^;
山頂は真冬並みの体感温度で、ずっと暑い中で過ごしてきたので、久しぶりの冬山にテンションが上がります。
駒ヶ根駅に戻ったのは13時ごろでした。
体力はまだありましたが、気力を大分消耗していたので、早めに下山できたのは良かったです。
この日は”早太郎温泉 こまくさの湯“に寄って、地元の居酒屋で軽く打ち上げをして、ホテルで1泊しました。(22時ごろには爆睡でした笑)
ライチョウも見れて、天気にも恵まれ景色も堪能できたので、最高の1日でした^^
日曜日は光前寺と養命酒の本社工場を少し観光して、広島に戻りました。
光前寺は霊犬早太郎が有名ですが、ゆるキャン△に登場したことで一気に知名度を上げたようです。
当然、早太郎おみくじもゲットしました。
養命酒工場は、養命酒の製造工程を見学でき、1~2時間は時間がつぶせます。
養命酒の工場は駒ヶ根にしか無いそうです。
木曾駒ヶ岳を登ってみて
かなり久しぶりのアルプス登山だったので、いろいろと心配していましたが、景色・ライチョウ・温泉・食事が楽しめて、終わってみると存分に楽しめた登山となりました。(ライチョウのつがいを間近で見れたのが一番うれしかったですね^^)
特にバス・ロープウェイでの待ち時間が無かったのが良かったと思います。
木曾駒ヶ岳の山頂から引き返す時も、大勢の登山客とすれ違ったので、タイミングによっては公式にある通り、ロープウェイで2時間待ちになっていたと思います。寝不足と疲労で2時間待つのはちょっとしんどいですね。
・歩行時間3時間、累積標高差500mと、かなりお手軽なアルプスの山です。
・標高が高いので空気が薄く、高山病などのリスクはあります。特にロープウェイで一気に高度を上げるため、余計に体に負荷がかかるように思います。
・計画は入念に。お勧めは朝一のバス・ロープウェイで上って、12時前には下山を完了するプランです。
・下山後は温泉やソースかつ丼・蕎麦などのグルメも楽しみましょう
来年はがっつり系のアルプスにも挑戦したいです。