野呂山テン泊登山

その他登山

広島の里山 “野呂山”について

  • 所在:広島県呉市川尻町
  • 最寄駅:JR安芸川尻駅
  • 標高:788m(弘法寺山)

野呂山は弘法大師空海が2度にわたり入山し修業した霊山です。山頂には弘法寺があり、登山口からお寺まで伊音城八十八ヶ所が設置されています。

また、山頂には宿泊施設の野呂山高原ロッジやオートキャンプも楽しめるキャンプ場があり、幅広い年齢の方が楽しめるようになっています。

登山ルートについて

1日目

総距離:4.1km
累積標高差:701m
登山時間:3時間2分(うち休憩30分ほど)
消費カロリー:1399kcal
登山日:2022年4月16日(土)

2日目

総距離:6.0km
累積標高差:785m
登山時間:2時間14分(うち休憩5分ほど)
消費カロリー:1172kcal
登山日:2022年4月17日(日)

初日に“かぶと岩コース”を通って、山頂の野呂山キャンプ場まで行き、キャンプ場で1泊し、翌日に野呂山(弘法寺山)山頂まで行った後、“どんどんコース”で下山するルートです。

登山者用駐車場

交通手段は車を使いました。野呂山の登山口には、10台ぐらい車を停められる、登山者用の駐車場があります。また、頂上の野呂高原ロッジやキャンプサイトまでは車で行くこともできるので便利です。

活動内容

モンベルのステラリッジ2(テント名)を買ったので、山友の野呂山テン泊(テント泊)についていくことに。

テン泊はアルプスの大天井岳に行った1度だけ経験があったのですが、すでに6年ぐらい前の話で、重い装備を背負っての登山のきつさをすっかり忘れていました。

テントやらなにやらを詰め込むと、ザックの重さは13kgに。荷物の重さも合わせると、体重は82kgに。いつもより重力をずしりと感じます。

とにかくゆっくりペースで、なるべく立ち止まらないようにして山頂を目指しました。登山道は歩きやすく、静かな雰囲気がとても良かったです。

山頂には展望エリアがあり、瀬戸内海の島々の絶景を見渡せます。正面は七国見山のある蒲刈島です。

4月中旬にも関わらず、山頂では桜がまだ咲いていました。桜を見に来るお客さんも凄く多いそうです。

野呂高原ロッジは野呂高原にある国民宿舎です。宿泊・レストラン・銭湯があり、とても便利です。レストランでは猪肉を使った名物料理を提供しており、焼き立てパンなども販売していました。

レストランで食べたイノシシ丼です。猪肉は脂肪にほのかな甘みを感じました。絶品です!

山頂には良い感じの池があります。メダカ・コイ、カモが泳いでいました。

カモがいますが、餌付けされているのか、人が近づいても全く逃げませんでした。鳴き声がかわいいです。

キャンプ場受付です。オートサイト(3700円)を2人で利用しました。薪は1バケツ600円です。夜が冷えると聞いていたので、重ね掛け用の寝袋(700円)と毛布(200円)をレンタルしました。

キャンプサイトにテントを設置します。

遠巻きに見るとこんな感じです。オートサイトなので、車を停めるスペースがあります。周りのサイトも家族連れでほぼ一杯になっていました。

疲れすぎてぐったり。テントを張った後はしばらく動く気力が起きませんでした。13kgのザック重すぎです笑

花粉もまだけっこう飛んでました。

夜は焚火をして過ごしました。焚火がめっちゃ楽しかったです

4月ですが標高800mにあるキャンプ場なので、夜は気温が2度ぐらいまで落ち込み、焚火がありがたかったです。

日の出は5時45分ごろだったので、早起きでしたが、展望台からの朝日がとても綺麗でした。

どんどんコースを通って下山。どんどんコースもかなり景色が良く、岩場が続く山道も面白かったです。

1泊2日のテン泊でしたが、野呂山はかなり良い山でした。その理由として、

  • 景色が良い。(重要!)
  • 山頂に野呂山高原ロッジの休憩施設があり、食事、トイレ、ちょっとした買い出しなどができる。
  • 山道に特徴があり、歩きやすく、雰囲気も良い。
  • 標高差があり、登りごたえがある。(日帰りだと往復3時間ぐらいのコースです。)

などなど、があげられます。

デメリットとしては、駅から登山口まで少し距離がある点でしょうか。電車利用の場合、安芸川尻駅から歩くと、登山口まで30分ぐらいかかります。

次来るときは、日帰りで、野呂山高原ロッジのレストランで猪ハンバーグを食べで、弘法寺に寄って下山するのもいいかもしれないです。