佐賀県の経ヶ岳について
所在:佐賀県藤津郡太良町多良
アクセス:広島市内より車で5時間ほど
標高:経ヶ岳 1,075m、笹岳 890m
経ヶ岳は佐賀県と長崎県にまたがる多良山系の最高峰の山です。この多良山系というのは、一帯の火山活動でできた山々を指します。
佐賀県と長崎県の県境に隆起した山々があり、それを囲むすそ野に町と海が広がっています。地形的には、同じく火山活動でできた雲仙岳とよく似ています。
よくグーグルマップで登山に行けそうな山を探していますが、今回経ヶ岳を選んだのは、この特徴のある地形に興味を惹かれたのも理由の一つです^^
登山ルートなど
登山ルート
総距離:9.5km
累積標高差:1,037m
登山時間:5時間56分(うち休憩58分ほど)
消費カロリー:1732kcal
登山日:2024年1月1日㈪
黒木登山口をスタートし、経ヶ岳の山頂へと登り、金泉寺に寄る周回コースです。
山の特徴としては、元々火山活動でできた山なので、急な傾斜が山頂まで続き、山道はガレ場が多いため、体力と集中力のいる山だと思いました。(ガレ場が続く山道は、足を取られて転倒しやすいので、終始気が抜けないです^^;)
今回は山全体にガスがかかっていたため、経ヶ岳山頂から景色を楽しむことができませんでしたが、晴れていれば多良岳、五家原岳、大村湾、雲仙岳を一望できるそうなので、ぜひリベンジしたいです。
また、経ヶ岳の他にもピークが複数あり、ルートもたくさんあるため、YAMAPでまめに位置情報を確認することも重要だと思いました。道のように見えて道じゃなかったということもけっこうありました。
駐車場・トイレ
駐車場は登山口ごとにあり、各駐車場複数台停めることができます。
駐車場までの道路がとても良く、離合するような細い道が無いため、運転に自信のない方でも楽に到着できると思います。
駐車場にトイレはありますが、来るまでに済ませておいた方が良いと思います。
金泉寺にもバイオトイレがあります。
活動内容
24年1月1日に、新年最初の登山として佐賀県の経ヶ岳に行ってきました。久しぶりのソロ登山なので、少し緊張しました。
前日に佐賀県の江北(こうほく)町で一泊し、朝からの登山です。夜中に雨が降っていましたが、朝には雲の隙間から晴れ間がのぞいていました。良い元旦です。
天気予報でも一帯は曇りだったので、天気の心配はしていなかったのですが、山に近づくにつれ、山頂には分厚いガスが。
結局、午前中に中腹~山頂の視界が回復することは無く、景色を楽しむことはできませんでした^^;
写真のようなレスキュー番号が一定の間隔であるため、登山中の事故が稀にあるのかもしれません。
コース上にはテープや国旗などの目印が短い間隔で設置されています。
歩いていると、しばらく目印を見かけてないなということが何度かあり、そういう時は大体コースを外れていました^^;
経ヶ岳の山頂には2時間ぐらいで到着しました。
岩が湿っていて、何度か転びかけましたが、登りごたえのある楽しい山です。
金泉寺のすぐ横にある山小屋は、地元の方が有志で管理しているようです。
この日は来訪者にぜんざいを振舞っていて、かなり助かりました^^
小屋の中には薪ストーブもあり、冷えていた体が生き返ります。(通常の営業は土日祝のみとのことです)
経ヶ岳を登ってみて
年初一発目の登山で登りごたえのある山に行けて良かったです。ガスのおかげで景色は見れませんでしたが、それはまた次回のお楽しみということで、、、
周辺のタワラギ山、西岳、多良岳に寄ろうと考えていましたが、寒さと滑りやすいガレ場に体力と気力を奪われ、大人しく下山することにしました。
寒さと疲労は、判断力と気力を低下させますね^^;
経ヶ岳は佐賀県で一番高い山なので、登り始めと合わせ、YAMAPのバッジを2つ獲得できたので良しとします。
- 登山時間は5時間ほど。累積標高座は1000mほど。
- 経ヶ岳は標高差700mほどと難度は中級レベルだと思いますが、ガレ場が続くため、足の踏み場を選ぶ集中力を要し、体力・気力を消耗しました。(特に足場が濡れていたため。)
- 周りにピークが複数あるので、コースの設定により難度は青天井にきます笑
今年も安全に気を付けながら、登山を楽しみたいと思います^^