紅葉狩りを楽しむ 宮島 弥山

サークル活動

広島の里山‟宮島 弥山”について

所在:広島県廿日市市宮島町
最寄駅:JR宮島口駅、広電宮島口駅
標高:宮島 弥山 535m

弥山は、1996年に世界遺産に登録された宮島の中にある、標高が一番高い山です。

宮島の島内には、‟海の上に建てられている厳島神社”、‟廿日市市と宮島の間の瀬戸内海を見下ろせる千畳閣 豊国神社”、‟みやじマリン 宮島水族館”、名物の穴子丼や揚げもみじ饅頭など観光スポットやグルメが目白押しです。

また、島自体もかなり大きく奥行きがあるため、駒ヶ林、三剣山、ニクイ山、岩船岳など10以上のピークがあります。(岩船岳は9時間を超えるコースです^^)

宮島は広島の中でも主要な観光地であり、外国人観光客もたくさん訪れており、この日は(も?)今まで見たこと無いような人の込み具合でした。

宮島の表参道商店街。焼き牡蠣店などに行列ができていました、、、

登山ルートなど

登山ルート

総距離:8.2km
累積標高差:680m
登山時間:4時間57分(うち休憩1時間37分ほど)
消費カロリー:1194kcal
登山日:2023年11月19日㈰

宮島の弥山には、「紅葉谷ルート」「大聖院ルート」「大元ルート」の3つのメジャーなルートがあります。

認知度で言うと「紅葉谷ルート」>>「大聖院ルート」>「大元ルート」の順で、紅葉谷ルートは距離が短く傾斜がやや急、大元ルートが距離が長く傾斜がやや緩いという感じです。目指す山頂が同じなので、難易度は変わりません。

今回は秋の紅葉を楽しむため紅葉谷ルートで登り、大聖院ルートで下山するコースを選びました。

世界遺産に認定されているだけあり、登山道はかなり整備されています。また、定期的に清掃登山を実施しているため、落ちているゴミも少ないです。

トイレ・駐車場

午後3時ごろのフェリー乗場

宮島に渡る前のフェリー乗場までは「JR」「市電」「車」のどれかで行くことになります。

車で行く場合は、JR宮島口駅の裏にある「中丸観光駐車場」をよく利用しています。料金は閑散期が1日500円、繁忙期が1日1000円でしたが、最近は常に観光客が多い状態が続いているので、値上げしているかもしれません。駅周辺の駐車場相場は似たり寄ったりです。

広島駅からJR宮島口駅までの電車は、片道420円なので、市内から何人かで宮島に行く場合は車の方がお得ですね。

松代汽船から見る大鳥居。小さい、、、

宮島までのフェリーはJR西日本宮島フェリーと松代汽船があります。両者に大きな差はありませんが、JRの方が厳島神社の大鳥居に近づいてくれるので、若干お得感があります。運賃は往復400円で、別に100円の入島税が10月1日から徴収されています。

ロープウェイ乗場手前のトイレ

観光地なだけあり、トイレはどこにでもあると言えるぐらいたくさんあります。弥山の山頂展望台や紅葉谷ルートの入り口近辺にもあります。

活動内容

登山内容

昔ながらの街並みが続きます

23年11月19日にサークル活動として宮島の弥山に行ってきました。参加人数は4名でした。

宮島は数年ぶりに訪れたので、色々と新鮮でした。古い街並みを歩いたり、砂浜沿いの景色を眺めたり、鹿と戯れたりと、楽しみで溢れています。

また、朝からの人の多さには驚きました。

以前であれば、午前中8時~9時ごろ宮島に来ると、人がほとんどおらず、のんびりと歩くことができていたのですが、、、紅葉シーズンだからということもあるのかもしれませんが、それにしても人だらけでした。

フェリー乗場から紅葉谷ルートの登山口を目指します。

厳島神社に向かう道の鳥居と狛犬
大鳥居。約1年前の12月20日に改修工事が終わりました
紅葉谷ルート登山口はロープウェイ乗場のすぐそばにあります
23年5月のG7サミットでディナーが催されたそうです
紅葉谷の紅葉はまちまち。写真奥の紅葉の赤色は鮮やかでした
右に行くと紅葉谷ルート。左は宮島ロープウェイへと続きます
紅葉谷ルート入口。道中にも残距離の標識が点在しています
登山道は全般的に階段が続きます
霊火堂。中の「消えずの火」は1200年以上燃えているそうです
弥山本堂
くぐり岩。山頂周辺には面白い形の岩がたくさんあります
登頂しました‼
展望台からの景色。天気がよく、遥か遠くまで見ることができました
展望台2階の休憩エリア

展望台はかなり綺麗で、トイレもあります。また、地下1階には売店があり、弥山オリジナルバッジやオリジナル手ぬぐいなどを販売しています(オリジナル手ぬぐいがめちゃくちゃ恰好いいです^^)

販売代金の一部は弥山の保全に充てられるそうなので、ぜひ売店を覗いてみてください。

下山は大聖院ルートを通るので、展望台で少し休憩してから出発しました。

大聖院ルートの途中にある仁王門
目力の強い金剛力士像です
大聖院ルートを下山。こちらもルートを通して階段状になっています
途中には休憩スペースがあります
瀧の宮神社
街中まで戻ってきました

昼ごはん

山村茶屋内。レトロです

お昼ご飯は、町から少し離れた山村茶屋でとりました。

町から少し離れているので、そんなに混んでないと思っていたのですが、周辺の散歩道にかなり人が流れており、お店にも外で人が待ってる状態で、待ち時間40分ほどで中に入ることができました。

オムライス770円

メニューはうどん、親子丼、卵丼、穴子丼など、うどんと丼ものが中心で、値段も中心部と比べるとリーズナブルです。

私は悩んだ挙句、オムライスを注文しましたが、ボリュームがかなりあり、素朴な味で美味しかったです!

宮島 弥山を登ってみて

大聖院ルートはどちらかというとマイナールートなのですが、ここは海外か?と思う程、外国人観光客が多かったです。何かのガイドブックに掲載されているのかもしれません。

個人的には紅葉谷ルートより大聖院ルートの方が好きなので、正解だと思います。

・紅葉谷ルート、大聖院ルートはどちらも往復約3時間。町を歩く距離を除くと、登山距離は6kmほど。
・山頂からの展望は文句無しの満点です。
・登山道は整備されており、トイレも随所にあります。
・登りで力尽きた場合、ロープウェイを利用できるので安心ですが、現在ロープウェイが完全予約制の日があるようなので注意が必要です。(詳しくは宮島ロープウェイHP参照)
・宮島全体で火器類の使用が禁止されており、バーナーの使用はできませんので、お湯が必要な場合、水筒を利用すると良いと思います。