湯布院を一望できる開放感抜群の由布岳

その他登山

大分県の名山“由布岳”

在:大分県由布市湯布院町
移動:広島市中心部より車で約4時間30分(高速を利用)
標高:由布岳(西峰)1583m 由布岳(東峰)1580m 日向岳 1085m 飯盛ヶ城 1067m

由布岳は大分県由布市にある標高1580mほどの山です。

日本100名山には選出されていませんが、その荘厳で美しい姿から人気の高い山です。

由布岳の山麓は広大な草原が広がっています。毎年12月ごろに野焼きが行われ、開放感のある景観が維持されているようです。

また由布岳は‟お鉢巡り”と呼ばれる火口に沿った周回ルートもよく知られています。山頂をぐるっと一周するのですが、鎖場や急登が多く、スリリングなコースです。

登山ルート

総距離:7.8km
累積標高差:1086m
登山時間:5時間55分(うち休憩31分ほど)
消費カロリー:2992kcal
登山日:2022年6月12日(日)

正面登山口より由布岳を目指すルートです。

登りは飯盛ヶ城に寄り、帰りは日向岳方面から下山するルートですが、メジャーなルートは由布岳を真っすぐ目指し、お鉢巡りを回って、来た道を変えるルートです。実際、多くの人が登山に来ていました。

正面登山口北側駐車場(有料)
正面登山口北側駐車場(有料)
正面登山口南側駐車場(無料)

由布岳正面登山口の駐車場は、道路を挟んで北側(有料)と南側(無料)があります。

南側の無料駐車場は朝7時30分の時点で満杯でした。南側駐車場にはトイレもあります。

由布岳方面と日向岳方面が分かれる分岐点にもトイレがありますが、水も使えないので、使用は避けた方が良いような気がします。

活動内容

22年6月12日㈰に大分県由布市の由布岳に行ってきました。

5月に祖母山に行った時に由布岳をみかけて、すごく気になっていた山でした。

当初は6月12日にサークル活動で広島市の荒谷山を登る予定にしていましたが、残念んがら今回は参加者が集まらず。ちょうど土曜日に予定が無かったため、思い立って前泊で由布岳に行くことにしました。

由布岳は山麓に草原が広がる、開放感あるれる山です。

左の方にある低い山が飯盛ヶ城で、右の雲で山頂が隠れてる山が由布岳です。

飯盛ヶ山は山頂までずっと草原が続きます。この日は最高気温29度で日を遮るものが無かったので、とても暑かったです。

景色は綺麗でしたが、個人的には森の中を歩く方が好きですね。

飯森ヶ城の山頂は広場になっています。毎年野焼きをしているためか、地面は芝生のようになっています。

となりの由布岳をめざします。

由布岳の分岐。

由布岳の中腹は木々に覆われているため、山道は日陰があって涼しさを感じました。

由布岳の山頂まではジグザグの道が続き、傾斜が緩く抑えられているため、思っていたより体力の消耗が少なかったです。湯布院の街並みが見れて、景色は抜群です。

お鉢巡りのスタート地点です。

お鉢巡りを、もう少しのっぺりとしたコースだと思っていましたが、実際は山をよじ登るようなコースで、めちゃくちゃきつかったです。

お鉢周りの岩場。

傾斜も急で、鎖を使いながら張って登りました。

トラバースのように渡る岩場もあります。

由布岳西峰の山頂です。雲と同じぐらいの高さにあることに驚きました!

360度景色が楽しめます。

由布岳西峰の山頂からの湯布院の景色。

かなり近づいても、逃げませんでした。警戒心の薄いトカゲです。

続いて由布岳東峰を目指しましたが、岩場の続く険しい道でした。

岩場を迂回することもできるようです。

由布岳東峰に到着です。大分くたくたでした。

少し引き返して、日向岳ルートから下山します。

日向岳ルートも険しかったです。鎖場があり、道がほぼ垂直でした。クライミングで言うと10aぐらいの難度ですが、岩場に慣れていない方は大変かもしれません。

日向岳もくだりの景色は最高でした。

日向岳は景色がありません。こちらのルートは人が少なく、鳥の声がよく聞こえました。

日向岳ルートは山道の雰囲気は凄く良かったです。岩や木々が苔むしてる感じに癒されます。

日向岳ルートから登って、ジグザグルートから下山すると、鎖場も楽しめるし、帰りも湯布院の景色を楽しめるのでお勧めです。

スタートの草原に戻ってきました。

今回は、特にお鉢巡りがスリルがあって最高に楽しかったです!

帰りは別府桜湯に寄って、疲れを癒して岐路につきました。今度は鶴見岳に行きたいですね。